こんにちは。あなこです!
今回は北九州市のシンボル的存在、標高622mの「皿倉山」に登ってきました!
北九州市民にとってはおなじみの山ですが、登山ルートやアクセスの良さ、山頂の景色の素晴らしさなど、改めてその魅力を再発見できました。
登りは徒歩でしっかり汗をかき、下りはスロープカーとケーブルカーを使って楽々下山。🎵
山登りの達成感も、乗り物に乗ったワクワク感も味わえる、いいとこ取りの登山です!
この記事では、実際の登山体験をもとに、登山ルートや見どころ、休憩ポイント、持ち物の紹介などを写真付きで詳しくレポートしていきます。
では、早速!💪
低山登山・ハイキングの便利グッズ4選
山に登るその前に、低山登山におすすめのグッズをご紹介。
軽量で小さめのリュック

皿倉山のように頂上にレストランや自販機があると、持ち物は少なくていいので小さいリュックで大丈夫です。
デイリーで使っている自分が使いやすいリュックでもOK!
リュックを持ってない、登山用のリュックを購入したい時は次のポイントをチェックしてみて。
- サイトポケットにペットボトルや水筒が入る
- ポケットがたくさんある
- 胸やウエストベルト付きでしっかり身体にホールドできる
- 汚れや水を弾く撥水加工されている

ポケットがたくさんあるとアイテムを分けて入れることができて便利。

イワタニ ジュニアコンパクトバーナー

山頂で飲むあったか〜〜いコーヒーはめっちゃ美味い!
いつも山に登るとお湯を沸かしてコーヒーを飲みます。
そんな時に使えるのがこれ。
イワタニのコンパクトバーナー。
このバーナーのいいところはカセットガスが使えるところ。
イワタニと言ったらカセットコンロのメーカーで有名ですが、家にあるカセットコンロのガスがそのまま使えるのがありがたい。

災害時にも使えるので、一家に一台あると何かあった時に役にたつグッズの一つです。

ウィンドブレーカー・マウンテンパーカー

山の天気は変わりやすく、低山でも山頂は気温が下がるので上着は必須。
また風が強い日は風に当たってるだけでも体温が下がるので、薄手でもいいので何か羽織るものを持っていきましょう!
撥水加工されているものであればなお良し!です!

写真のジャケットはワークマンで買ったもの。
ワークマンのマウンテンパーカーは品質が良くて低価格。
低山登山やハイキングにおすすめです!

防水・撥水スプレー

撥水加工しているジャケットなんて持ってないよ〜
どうしたらいい?



あ〜、山登りなんてあんまりしないからね〜
一着持ってていいと思うけど、そんなときは防水スプレーを使ったらいいよ


登山スタート 皿倉山登山口からワクワク出発!


駐車場を出たらすぐ登山道入り口があります。


今回は「煌彩の森コース」という比較的緩やかなコースを選択。


ゆっくり登っておよそ1時間。
途中で休憩できるスポットがいくつかあるので、休憩しながらゆっくりぼちぼち登れます。




ぬかるんだ場所




山の中、コースを進んでいくと途中で車道に出るので、そのまま車道を登って頂上へ行くこともできます。
以前はビジターセンターまで車で行けましたが現在は一般車両は車で行くことができません。
業者の車や巡回しているパトカー、緊急車両などが入ってくる場合があるので、車道を歩く時はたまに来る車に気をつけて!


山の中を進みたいのであれば、ところどころにある案内板を見ながら登って行きましょう!
中腹エリア 汗をかきながらも景色に癒されて


皿倉山はアップダウンが少ないのが、楽に登れるポイント。



ずっと登りだとキツくないの?



上がったり、下がったりする方がしんどいよ。
九重に登った時は、ずっと下って、また上がっての繰り返しでさー。
いつになったら頂上着くの?ってくらい下りが多かった。
膝、ガクガク。笑


「国見岩コース」といって、ロッククライミングの練習場としても利用されている高さ7メートルの絶壁がある場所へ途中から行けます。
ロッククライマーさん達はケーブルカーで登って、そこから降りて国見岩まで行くそうです。
国見岩には一度行ったことがありますが、結構な断崖絶壁!
岩の上に立つと足がすくみましたが、絶景✨でした。
テーブルとイスがあるこの場所でちょっと休憩。
これから先に「見返り坂」といって急な階段が続く場所があるので、水分と栄養補給。




見返り坂はひたすら階段を上がるところ。


迂回路もあり、階段を使わなくても登れます。
膝が悪い、体力に自信がない方はこちらから。


上がりきって振り向いたところ。
あ〜しんど。
おおよそですが、167段ありました。
木々の間から見える街並み。
だいぶ登ってきました。




山頂にあるテレビ塔が近づいてきた!


山頂まであと少しだけど、お腹空いてきたよ〜
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景色とお昼ごはんを楽しむ


途中にビジターセンターといって皿倉山や周辺の情報を案内してくれる公共の施設があります。
この日は風が強くて寒かったので、この中でご飯を食べました。




無料で利用できる休憩所でトイレあり。


中には立派なテーブルとイス。


そして、ポットも!
山の上でお湯が無料で使えるなんて、ありがたい!
いつも山登りすると無性にカップ麺が食べたくなります。
この日もカップ麺とおにぎり、お湯を沸かすためにお水とコンパクトバーナーを持って行ったのですが、ポットがあるので沸かす手間がいらず、お水が必要なかったので大助かり!
おにぎりはそのまま食べてもいいんですが、カップ麺の残り汁にダイブさせ、雑炊のようにして食べています。
これがまた美味い〜。
残り汁を山に捨てない工夫でもあります。
ビジターセンターではお湯が使えるのでペットボトルの水が節約できる、沸かす道具がいらない
山頂でのひととき


腹ごしらえも終わったので、いざ頂上へ。
ビジターセンターを出たら10分程度で山頂に着きます。


長い階段を登り


途中で詩人、野口雨情の石碑を横目で見つつ


テレビ塔の麓に来ると、そこはもう頂上!
は〜、やっと着いた〜


皿倉山頂上です。
北九州市街が一望できます!


以前芝生だったところに日よけ付きのテーブルとイスが設置されていてびっくり!
天気が穏やかな時はここでご飯を食べると気持ち良さそうです。
山頂には展望台レストラン『天宮-TEN・KYU-』があり、建物の中から絶景を見ながら食事ができます。
カツカレーにピザにスイーツ、メニューも豊富。





いつもここで食べようって思っていてもその存在を忘れちゃっておにぎり持って行ってしまう・・・。



今度はケーブルカーで登って行ったらいいじゃん。



そうか!その手があったか。
行きも帰りもケーブルカー🎵
下山はラクラク スロープカーとケーブルカーを満喫


スロープカーとケーブルカーで下山するには3ステップ♩
- レストランがある展望台の建物の1階「展望台駅」へ行く
- スロープカーに乗って『ケーブルカー・山上駅』へ行く
- ケーブルカーに乗り換え『ケーブルカー・山麓駅』へ行く
乗り物に乗っている時間はおよそ10分。
乗り換えを含めて15〜20分ぐらいでしょうか。あっという間に麓まで降りてきました。


ケーブルカーについて


ケーブルカーは2台あり、ブルーが「かなた」イエローが「はるか」という名前がついています。
登りと下りで同じ時間に出発するので、2台がすれ違う瞬間があります。
ぶつかりそうでぶつからないスリルがこれまた楽しい!



お互いに手を振り合ったり、降りていく景色もまた絶景!
ケーブルカーなど施設運休情報
毎週火曜日はお休みです。(祝日・8/12を除く)
ケーブルカー、スロープカー、展望台施設(レストラン含む)全ての施設がお休みになります。
毎週火曜日以外でもお休みの日があるので、事前にホームページや電話で確認しておくことをお勧めします!☝️
まとめ
いかがでしたか?行きだけ登って帰りはケーブルカーで降りる皿倉山登山。
ケーブルカーで登って帰りは歩いて降りる、でもどちらでも気分に合わせて選べます。
皿倉山は“登って降りる”が選べる自由な山
ちょっとした運動にもなるので、登山初心者や女性、ファミリーにもおすすめで、北九州の街中からすぐに行けるのも魅力。
もちろん、ケーブルカーの往復で夜景だけ楽しむのもおすすめです。
夏季限定でビヤガーデンが開催されるので、気になる方は公式サイトをチェック✅です!
ここまで読んでいただきありがとうございます!
クスッと笑ってもらったり、お役に立てたら嬉しいです!
(≧▽≦)
おまけのスナップ 登山中に出会った景色たち

















