福岡から大阪まで船で行くと、新幹線の片道の料金で往復できちゃいました。
( ⸝⸝>ᴗ<⸝⸝ )
船旅をお勧めする理由と、あるとよかったもの、気を付けることなどまとめてみました。
「フェリーの女性一人旅って危険じゃないの?」と思っている方、また「揺れるの苦手なんだけど、大丈夫なのかな〜」と心配な方、是非読んで参考にしてみてください!
メリット・お勧めする5つの理由
- 安い
- レディース専用ルームで安心・安全
- 時間を有意義に使える
- 海の上ならではの景色を見ることができる
- 思ったより揺れなかった
安い!
なんと言っても魅力的なのはその料金。
予約する日付にもよりますが、片道7,200円!往復で14,400円でした。
キャンペーン中だと5,000円程度で行ける場合があるそうです。
新幹線だったら片道15,000円かかる料金がなんと7,200円で行けちゃいました。
通常だったら交通費だけで30,000円かかるところが、15,000円だったので、大阪に2泊できちゃいました。
(p≧∀≦q)〃
利用したのは阪九フェリー。
泊まったお部屋はスタンダード洋室(レディース専用)
↓こんな感じの2段ベッドが、たくさんあるお部屋です。

スーツケースを置ける場所もちゃんとあります。↓

レディース専用ルームで安心・安全
レディース専用のスタンダード洋室は、ドアに鍵がかかっていて、QRコードをかざして開く仕組みになっています。

中に入ってベッドのカーテンを閉めたら、プライベート空間が確保でき、ホッと一息つけます。
女性しか入れないので、夜も安心して眠りにつくことができました。
このQRコードが印刷された乗船券。
薄っぺらい紙なので、すぐどこにしまったのかわからなくなり、なくしてしまいました。
(T⌓T)オーマイガー
え!部屋に入れなくなるの!思ったあなた!
安心してください!ちゃんとQRコードだけを再発行してくれる機械が船内にあります。笑
名札入れに入れて首からぶら下げたら、なくさないかな?思ったのですが、インターネット予約サービス(会員登録後)のマイページからQRコードが表示できるようなので、そちらを利用するともっと便利そうです。
スマホに表示したQRコードはスクリーンショットで保存しておくと便利です!
時間を有意義に使える
YouTubeにTikTok、インスタにX、スマホを見ない時はないというくらい、ネットの住民になっていませんか?
船の中では陸から離れると電波の状態が悪くなり、インターネットの利用ができません。

え!インターネットできないの?



そうなのよ〜
船内にWi-Fiあるけど、それもネットワークだから、陸から遠いところにいると繋がらなくなるのよ〜
そう!
ネットの住民から(強制的に)解放されます!笑
他の人はどうやって過ごしてるんだろう?と思って船内を徘徊すると、本を読んでいたり、レストランでお酒を飲んだり、船の中での時間を楽しんでいるようでした。
ずっとスマホばかり見ている方もいたので、見たい動画は事前にダウンロードしておくといいかもです!
岸から離れるとインターネットの接続が不安定になる。
動画はダウンロードするか、インターネットを使わないアイテムを事前に準備しておく。
海の上ならではの景色を見ることができる
船の上ではどこもかしこもオーシャンビュー!
レストランではご飯を食べながらゆったりと海を眺めることができます。
そして面白かったのは橋の真下が見られたこと。
大阪から福岡に帰る時はちょうど晩ごはん時。
タイミングよくレストランから見ることができて、ちょっと感動しました。






船ならではの景色ですね。
船旅は橋の真下を見ることができる。
思ったより揺れなかった
三半規管が弱いわたし。
船酔いを心配していましたが、歩いてふらつくことはないし、思ってたより揺れませんでした。
フェリーによく乗る方が
「下ばかり見ていると揺れを強く感じてしまうから、あまりうつむかないで!」
と、アドバイスをしてくれたので、その通りにしていたら大丈夫でした!
デメリット
快適な船の旅ですが、デメリットが2つあります。
一つは陸から離れると、インターネットの繋がりが悪くなること。
そして、もう一つは船のエンジン音がでかいこと。
ずっとゴーーーーーーという音がどこからともなく聞こえてきます。
地響きのような音がずっとするので、気になってしょうがありません。
(´>ω<`)
でも、これも船旅ならではですね。
持って行ってよかったもの
持っていってよかったものは次の3つ
- ノイズキャンセリング機能付きのイヤフォン(耳栓)
- サンダル(室内ばき)
- ウエストポーチ(貴重品入れ)
ノイズキャンセリング機能付きのイヤフォン・耳栓
先ほどのデメリットで書いた船のエンジン音。
このAirPodsがいい仕事をしてくれました。
ノイズキャンセリングで轟音がシャットダウンされ、いつもホテルではほとんど眠れないのに、なぜか船の中では眠ることができました!
耳栓でもいいですが、音が気になるという方は、ノイズキャンセリングのイヤフォンはかなりお勧めです!


サンダル(室内ばき)
スタンダード洋室のような大部屋では、室内用・使い捨てスリッパなどアメニティが用意されていません。
船の中を歩く時は、サンダルのような踵がない靴が楽ちんです。
スリッパだと歩きにくいし、靴だと窮屈。
なのでクロックスのような踵がないタイプの歩きやすく、くつろぎやすい靴がお勧めです。
※ただし、船のレストランでは事故防止のため、アメニティとして置いてある室内用・使い捨てスリッパでの入店ができません。


ウエストポーチ(貴重品入れ)
小さなバッグでもいいですが、貴重品などを入れておけるウエストポーチが便利でした。
なぜなら、ベッドの足元に貴重品ロッカーがあるんですが↓


そこにウエストポーチがジャストフィット!
いい感じで収まりました。


このロッカーは100円を入れると鍵がかかって、開けると100円が戻ってくるリターン式。


大事なものはポーチにまとめて、必要な時だけ取り出して持っていけるので、とても重宝しました。
船の中には有料のコインロッカーもあります。
船の種類によって、セーフティボックスや貴重品預かりサービスもあるので、大事なものを持っていく場合は、事前に確認しておくことをお勧めします!


お風呂
船で大浴場、そして露天風呂に入れるなんて!
お風呂って言ってもシャワーぐらいかな?と思っていたのでびっくりです。


中に入ると、大浴場とシャワー室に分かれています。
大浴場は入れる時間が決まっているからでしょうか、乗船すると皆さん真っ先にお風呂に入るので、早い時間はわりと混み合います。
船によく乗る方のアドバイスで、「早く入ったほうが、お風呂が汚れてなくていいよ」と言われていたので、乗船したらすぐ入りました。
水平線を見ながらの露天風呂は格別。✨
「星が見えるかな?」と思って、日が暮れてからもう一度入りましたが、その日は真っ暗でなにも見えませんでした。
( ˘ω˘ ; )
乗った船(船名:ひびき)の脱衣所には、鍵がかかるロッカー(コイン不要)と、衣類をいれて置いておけるカゴと棚があります。
タオル類は置いてないので、自分で用意しておきましょう!
ちなみにタオルやアメニティは売店でも売ってます。
また、岸から近いところを船が運行していると、見られることがあるので注意しましょう!というようなことを書かれた張り紙がありました。



ん?
お風呂に入っているところを外から見られちゃうの?



出航前は岸から近いから、場所によっては見えたりするのかな〜。
詳しくはわからないけど、注意していた方がいいかもね!
- 船の上での大浴場は開放感があって気持ちいい!
- 早い時間に入るとお風呂がキレイ!
- 岸から近いところでは注意しながら入る
決済方法・支払いについて
売店やレストランではクレジットカード、電子マネーが使えます。
電子マネーは、QUICPay、ID、交通系、楽天エディ、WAON、nanacoは利用OK。
クレジットカードは一部使えないカードがあります。※2025/1/6現在
今のところPayPayは使えないようです。
使いたい電子マネーがあれば、利用できるかどうか、事前に確認しておくことをお勧めします!
そして忘れてはいけないのが、電波の状態が悪い時。
その場合は利用できない時があるので、最後に頼りになるのは現金。
ご飯を食べる分ぐらいの現金は、手元にあるほうがいいかもしれません。
(^_^;)
インターネットで予約すると20%OFF
阪急フェリーのホームページから会員登録をして予約をすると、料金が20%OFFになります。(ただし、繁忙期などは適用外になります。)
8,580円の料金だと1,490円も割引きになるのでかなりお得!
ご飯代ぐらい割引きになる感覚です。
ホームページから料金のシュミレーションができるので、どのくらいかかるか気になる方はチェック!☝️です。
フェリー乗り場までのアクセス
港から最寄駅まで無料の送迎バスが出ていますが、行きも帰りも1便だけ。
乗り遅れるとタクシーで移動になるので、乗り遅れないよう出発時間の確認をしておきましょう!



バスは結構、時刻表の時間通りに来きます!
乗り損ねそうになったのは、そう!わたしです。
超〜焦った(^^;;
まとめ
いかがでしたか、船の旅。
交通費・宿泊費(1泊)や食費込みで福岡↔︎大阪までの2泊3日の旅のお値段。
なんと総額35,000円(お土産代含む)
お土産代が6,000円したので、3万円以内で大阪までの旅を楽しめたことになります。


ゆったりした時間が味わえる船の旅。
是非一度、体験してみてください。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
クスって笑ってもらったり、お役に立てたら嬉しいです。
(=^▽^=)